昨日まで暖かかったのに、また急に冬の寒さですね。
体調管理に気をつけたい今日この頃、西牧です。

今日は、TOCAの取り扱い商品ではないのですが、とても素敵な商品のご紹介です。
TOCAのショップスタッフとしても日々活躍してくれているイラストレーター古荘風穂が、通販大手のフェリシモさんのプロジェクト「CONTINEW LABO」とタッグを組んで製作した伊万里の皿です。
CONTINEW LABOの中の「SANTINEW LABO」（産地ニューラボ）という、産地をただ伝統として残すだけでなく今の時代に合う形に新しく変えながら続けていく（＝CONTINEW）をコンセプトに世界中の産地、人、コトを重ねて新しい形をつくっていく企画の一環として、伝統的な古伊万里の皿の絵柄を、古荘風穂タッチで新たに描き直した絵皿になっています。
参考にされた絵皿は、栗田美術館所蔵の「伊万里色絵唐子嬉戯図輪花皿」。

古伊万里を新たな感性で現代にアレンジした、「新」伊万里です。

デザインだけでなく、製作にも大変こだわった一品で、古荘風穂のイラストを有田の窯元の焼き・絵付けの職人たちが、どうやったら伊万里として実現できるのかを試行錯誤を重ね、何度もやり直し、試作に試作を重ねた上で、商品化されています。
唐子の顔のとぼけた感じとか、ぷっくりした感じとか、いかにも古荘風穂らしいなぁ・・・と思っています。
昨年、古荘がこのデザイン作りをしている段階から見ているので、こうして時間を経て、職人さん達の苦労の上で、形になっているのを見ると、とても感慨深いです。

２月６日より、フェリシモさんのサイト内の「CONTINEW LABO」にて販売受付が始まるようです！１枚３９００円（税抜）。
気になったらぜひぜひ、チェックして下さいね！
直径19.3cmで、普段使いしやすいお皿です。

私も頑張って５枚くらいまとめて購入したいと思っています。
古荘風穂のイラスト以外の形のあるグッズがこんなふうに流通にのるはとても貴重な機会なので。

それから、古荘風穂のハンドペイントのイラストを焼き付けたイラストタイルや、マトリョーシカなどのグッズも、TOCA店頭で常時扱っておりますのでそちらもぜひご覧になりにいらして下さい。

ではでは、早速、フェリシモさんのサイトにGO!でーす。

西牧です。
今週の４日、金曜日からのイベントのお知らせです。

「灯火懐古堂」（トモシビカイコドウ）
ーTOCAが見つけたちょっと昔の日本の日常ー

と題して、レトロデザインの魅力的な食器やキッチン雑貨等を一堂に集めたコレクション展を開催します。
期間は４日（金）〜１５日（火）まで。
初日の４日（金）は、秋の夜長ナイトバザールとして、夜９時までキャンドルを灯しながら営業しています。
金曜の夜、飲みに出掛ける少し前にTOCAにも立ち寄って頂けたら嬉しいです。

灯火懐古堂は、日本でほんの４０年〜３０年程前までに作られ流通していたプロダクトを中心にしたコレクションです。
当時、普通の家庭で何気ない日常の中の道具として使われていたモノたち。
骨董やアンティークではありません。
古道具というのも少し違う気がします。
しかしながら、もう使われる事のない不要な古びたモノたち、と呼んでしまうにはあまりにも惜しい優れたデザインが、当時のプロダクトには多く存在します。

欧米のモノであればそんな時代のモノたちは、例えばミルクガラス製品に代表されるアイテムのように、「コレクティブル」などと呼ばれそれなりに価値を認められたりもしているのに、日本のモノに与えられた呼び名なんてせいぜい「昭和レトロ」くらい。
そんな時代の日本のモノに光を当てて、魅力を再発掘する事が出来たら・・・。
個人的には長年に亘りコレクションをしてきた時代のモノですが、その魅力を自分のお店でも紹介することが出来たらというのもまた長年の想いでありました。

今振り返って見ると、当時のデザインってすごく北欧的だったり、プリントものでもプリントで誤摩化さずにモノ自体のシルエットにもとことんこだわっていたり。
今と同じく大量生産時代のモノであるのに、今のモノとはまた違う熱を帯びているように感じます。
その違いは何なのか、この企画を準備するにあたりずっと考えていました。
その中で行き着いた事の一つに、生産方法は同じ大量生産でも、現代は「大量生産短命消費」の時代、「安い」という事だけが独善的な正義を振りかざして市場を闊歩する時代、それに比べて、当時の製品は大量生産の品でも例えば贈答用などの用途が多かったり価格もそこまで安いわけではないが故に長く愛用されるモノであったという違いが大きいのではないかと気づきました。
もちろん作り手側もそこを目指して作っていたのだと思います。
きっと勤勉で腕の良い多くの名も無い企業プロダクトデザイナー達が、今より情報の少ない世の中で真剣に情熱を注いで海外の無数のデザインを学び抜いて作り上げた日本のモダン。

今でも十分にオシャレなモノ、日々使える愛らしいデザインを、とことんセレクトして、基本的にほぼ全てデッドストックの状態でお出しします。
懐かしいと感じる方もいるでしょう、新鮮さを持って受け止める世代の方もいるでしょう。
あるいは、あーこれこれ子供の頃にウチにあった！なんて出会いもね。
ウチにあった時には気づかないのに、今になって改めて気づく魅力もきっとあるはずです。

ガラス器では、アンバーガラスや柄コップなどを中心に、石塚ガラスのアデリアが沢山に曽我ガラスのchumシリーズ、国内ライセンスのパイレックスなどなど・・・
陶器では、ストーンウェアを中心に、APOLLOやSIERRAやMIKASAやNoritake Folkstoneなどなど…
その他にも、ホーロー製品やポットなどなど・・・

いつもと違うTOCAで、もう二度と出会えないかもしれない、素敵なちょっと昔の日本の日常のモノたちに出会って頂けたら嬉しいです。

思いが溢れて長くなっちゃった。笑

風がやんで、雨が松本の街をグレイッシュに彩ってます。

こういう日は外で思い切り遊べないから、
おうちでゆっくりお茶をする方も多いのではないでしょうか。

そんなひと時を色彩鮮やかに楽しませてくれる器たちが入荷しました！
なんと長野県ではTOCAが取り扱い１番乗りという事です。

一目惚れしたその日から、
「まだかな、まだかな」と、店長も店員も待っておりました。

1616 / Arita Japan
佐賀の有田焼から、デザイナー柳原照弘によって新しいブランドが誕生しました。
有田焼の伝統を踏襲しながらもこれまでの有田焼とは異なるデザインアプローチを試みている、これからの未来に寄り添う、新しい器のシリーズです。

1616 / TY Standard
陶磁器の可能性を試みた新しい素材を用いながらも、
多様な食生活に対応するスタンダード。
用途を限定しないフレキシブルな形状でありながらも、非常に強度のある高密度の陶土を用いたライトグレーの器です。

1616 / SB Colour Porcelain
オランダ人デザイナー、ショルテン＆バーイングスによる、
日本の伝統色を再解釈したシリーズ。
淡く、果敢ない色の層を重ねながら、陶磁器という文脈の中で再解釈したテーブルウェアです。

展示会でのディスプレイがとっても素敵で、
その印象を少しでもお伝えできるよう、種類も多めに取り揃えております。
とにかく、手に取って、質感や色味を楽しんでほしいです。

どうやら、
1616さんは、何気ない時間を特別な時間に変えてしまう、魔法の器です。
おうち大好き、風穂でした。

TOCA by lifart…ラジオ出演しちゃいました！

lifart…の工房でも夕方作業しながら楽しませて頂いている、
『echoes』(毎週月〜木 16:00から18:55分)！
月曜日の17:00からの「女子旅〜Petit Voyage」のコーナーです。

本日収録させて頂きました。

ナビゲーターは小林新さんと渡邊麻衣子さん。
いつも爽やかなんですが、なんだかニヤリと笑わせて下さるアラタお兄さんと、
キュートで美しいのですが、キャラが面白すぎるマイケルこと麻衣子さん。
お二人のナビで紹介して頂きます。

私たちTOCA陣は、緊張してゲクゲク。

いつもlifart…のことばかり考えている西牧オーナーですが、
一瞬なにもかもわからなくなり頭が真っ白になって絶句したり、

私も、麻衣子さんのご質問に「そーですね！」
と、一人でいいとも状態。

それでもなんとか終了し、あとはワクワクだけです♬
放送日は６月１７日(月曜日)、１７時からです。

TOCAではBGMをFM長野にし、営業しながら聞かせて頂きます。

あー緊張した。
風穂でした。

明日、６月１０日は「１０日＝TOCA(トーカ)」の日！
ということに気づいたので、ポイント２倍の日にさせて頂きます。

ちなみに本日は１年に１度の６月９日、「ロックの日」だったので、
会議の結果、oasisを流しました。
イラストも若干のロックテイストです。

新商品もぞくぞく届いておりますっ
ぜひぜひ遊びに来て下さいね！

シェケナベイベー、風穂でした。