Christophe Pournyのレザーケア用品

DSC_0265靴磨きって本当に楽しいです。
革はこちらの愛にちゃんと応えて分かりやすい反応をしてくれる素材なので、つい時間を忘れて熱中してしまいます。
日々のケアは軽くブラシする程度がせいぜいでも、お休みの前日の夜なんかには少し時間を掛けてお手入れしてあげると、またその靴を履いて仕事に出たり、街にお出掛けしたりするのが楽しみになります。
毎日スーツを着て仕事をしていた頃は、そんな事で日々のモチベーションを上げていたなぁと懐かしく思い出しました。
休日明けの通勤路、ちょっと気が重くても、歩きながら足下を見下ろしてピカッと光るつま先を見ると「ま、頑張りますか」って気持ちになるんですよね。DSC_0262Christophe Pournyのレザーケア用品が入荷しました。

レザークリームとトリートメント用のレザーセラムの2種類。
どちらも昔ながらのレシピのもとニューヨークの工房で機械に頼らず手造りされているこだわりのアイテム。
レザークリームの方は、カルナバ蝋をベースに蜜蝋など天然由来成分で作られていて、これひとつでクリーニング、保護、ツヤ出しまで、日常のお手入れをカバーしてくれます。
レザーセラムの方は、アボガドオイルをベースに天然由来成分で作られていて、乾燥やひび割れといったダメージが進んでしまったレザーに優しく浸透して潤いとツヤを取り戻してくれます。

私も、しばらくほったらかしにしてしまっていた革靴達を早速メンテナンスしてみました。最近、革靴をあまり履かない生活をしていて、手を入れてあげられていなかった靴達が気掛かりだったので、良い機会です。
今回は、Brooks BrothersとCrockett&JonesのカーフレザーとAldenのコードバンに使ってみました。
状態が悪くない靴には、汚れ落としのブラッシングの後レザークリームを塗り込み10分ほど放置してから磨き込みます。磨くとしっかり輝きが出て、汚れや水分からの保護もバッチリしてくれそうな手触りに仕上がります。
乾燥が進んでいた靴には、ブラッシングの後、レザーセラムを。これが、本当に素晴らしい!!!乾いた布に一滴つけて塗り込むと見事な伸びと馴染みで、革がみるみるうちにしっとりとした潤いを取り戻していきます。スポイト付きのボトルで使いやすく、酷いヒビ割れには直接スポイトでオイルを垂らして染み込ませる事が出来ます。あとは丸1日乾かして、クリームで仕上げて磨き込んであげれば、また健康な革靴に戻ってくれるはず。
アメリカ製の革靴はAldenの1足しか持っていないですが、アメリカ靴をアメリカ製オイルとクリームでお手入れしてあげると、なんだか靴も喜んでいるようで、磨いていて嬉しくなります。
もちろんどちらも靴だけでなく、革小物などスムースレザー全般に使えます。
DSC_0259靴を磨くとか、コートを脱いだらブラシをかけるとか、日々の豊かさってそんな些細な事から生まれたりもするのかなって思います。

モノにも人にも、些細な愛を忘れてはいけませんね。
自分にとって大切な存在ならばなおさら。

Christophe Pourny
Leather Cream ¥2,592-.
Leather Serum ¥2,970-. tax included.