松本はすっかり冬モードな雰囲気。
温かいコーヒーにたっぷりミルクでホットカフェオレが恋しい季節です。
西牧です。
先月からTOCAの店頭に仲間入りした素敵なコーヒー豆をご紹介。
静岡のロースタリー「IFNi ROASTING & Co.」のコーヒー豆です。
IFNiの豆は、ロースター松葉正和さんの手によって生み出されます。
オーガニックの豆を中心に、良質で新鮮な生豆(ファースト・セカンドcorp)を厳選して使用し、オリジナルでカスタムした各種のヴィンテージ焙煎器を使用して、豆の外側から内側までを均一に焙煎する、完全焙煎という手法で仕上げられています。
完全焙煎によりきちんと火が通った豆は、通常より酸化が遅く、豆本来の素直な味が楽しめます。
徹底したこだわりを持って焙煎されたIFNiの豆は、豆本来の特徴をしっかり引き出し、豆の持つ甘みや豊かなコクを提供してくれます。また、このロースターの松葉さんがとても素敵で不思議な人なのも魅力のひとつ。
エジプトのカイロ大学で建築と人類学を学ぶ傍らでコーヒーの魅力に出会い、21歳で焙煎師の道に入った松葉さんは、その後エジプトをはじめ数カ国のロースタリーでの修行を通して経験を積み、帰国後ロースター歴18年目にして故郷の静岡に自身のロースタリーを開かれました。
様々なコーヒーを知り、コーヒーに対する探究心もとても強く、IFNiさんでも豆だけでなく器具やグッズなど様々なアイテムの開発も行っています。
TOCAの店頭に現在あるのは、
No,8・・・コクと甘みがあり、角のとれた、酸味の無いバランスのとれたスタンダードブレンド
No,11・・・マイルドで落ち着いた深みを持ち、ミルクとの相性も良く、ダークチョコを思わせるブレンド
の2種類。各¥1,575-です。
その他に、静岡の老舗飴屋さんと共同開発したコーヒーキャンディ(¥840)もあります。
このキャンディがまた秀逸で、コーヒー液を一切使わずに豆そのものを直接練り込むという特殊な技法で作られていて、一般的なコーヒー飴のようなしつこい甘みや苦みだけが強調されたような風味がなく、とても優しく、だけどダイレクトに広がるコーヒーの香りが楽しめて、すごくオススメです。
美味しい豆を手に入れたら、こだわりの道具で落としたいモノ。
TOCAでも大人気の佐賀の224 Porcalainさんの肥前吉田焼のコーヒードリッパー「coffee hat」がオススメ。
食欲の秋に入ってから途端にパタパタと動き、しばらく欠品してしまっていたのですが、224の辻さんが先週出来たてのcaffe hatを送って下さいましたので、今3色しっかり揃っています。
coffee hatは浄水器に使われるセラミックフィルターのような素材で出来ているので、これで入れたコーヒーは本当にまろやかで、水の味がなく、コーヒーの香りを楽しめます。
優秀です。
TOCAでは、その日の気分で、coffee hatやペーパーフィルターやサイフォンなどと器具を変えてコーヒーを飲んでいます。
豆の次は、器具を色々と楽しんでみるのもいいですね。
写真に写っている、アンティークのザッセンハウス社のミルも何型か入荷していたものが旅立ってしまい、残り1台となりました。
実用も出来ますが、ディスプレイとしても素敵でオススメです。
美味しいコーヒーで一息つけたら、その後の仕事もはかどりますよね!
さて、ブログを書くお供にIFNiのコーヒーを楽しんだので、これからキャンドル作りに精を出してきます!